知っておこう!ムダ毛のメカニズム

女性の「美」を損ねてしまう、やっかいなムダ毛。
しかしこのムダ毛って、自己処理してもすぐ生えてくるのはなぜなんでしょう?

 

ムダ毛のメカニズムについて、ちょっと知っておきましょう。

 

人間って、実は全身毛びっしり!?

まず、最初に知っておいてもらいたいのが、どんなきれいな人でも、
基本的には「よく見れば、全身のほとんどが毛びっしりの状態」ということです。

 

実は人間の体の中で、
本当に全く毛が生えていないのは、手のひら、足の裏、そして唇と陰部の一部ぐらいなんですよね。

 

「そんなこと言ったって、実際私はワキ毛ぐらいしかムダ毛はないわよ」と反論したい人もいるでしょうが、
ちょっと自分の腕を光にかざすようにして、よ〜く見て下さい。
細かいうぶ毛のようなものが、結構びっしり生えているのが分かるはずです。

 

こうしたうぶ毛も含めれば、人間の「毛の総量」というのは、100〜150万本にもなると言われています。

 

そう、要するに、ムダ毛の量の差、というのは
「黒くて目立つ毛がどれだけ生えているかどうか」というだけの差なんですよね。

 

だからムダ毛だけが「抜いてもすぐに生えてくる」というのではなく、これは全身の毛すべてに言えることなのです。
つまりムダ毛は「特別な存在というわけではない、他の毛と同じ存在」ということを理解しておきましょう。

 

見えているムダ毛だけがムダ毛のすべてではない!

ムダ毛処理で知っておきたいことのひとつが、
「今見えているムダ毛をすべて処理したからと言って、それでOKというわけではない」ということです。

 

なぜなら、人の毛が生えるメカニズムとして、「成長期・退行期・休止期を繰り返す」という性質があります。
このうち、成長期の初期にあたるムダ毛は、毛根からすでにムダ毛が出始めているものの、
まだ肌の外には出ていないので、一見「ムダ毛がなさそうな状態」に見えるわけです。

 

実際に処理できるのは、ムダ毛の成長期の途中である「肌からムダ毛が露出するようになってから」のことなので、
いくらその時点で目に見えるムダ毛を全部処理したとしても、またあとから別のムダ毛が成長して生えてくる、
というサイクルになってしまうんですよ。

 

しかも、人の毛というのは、「抜いたら二度と生えてこない」というものではありません。
たとえ毛根からキレイに脱毛できたとしても、毛穴の底の部分にある「毛乳頭」が生き残っていれば、
その周りにある毛母(もうぼ)細胞が分裂してまた毛を形成していくのです。

 

毛根から抜いた毛が、また生えてきて肌の上に目立つようになるまでのサイクルは、おおむね2〜4ヶ月。

 

しかも、ムダ毛全体で見ると、その「2〜4ヶ月のサイクル」も、それぞれの毛によってバラバラです。
「Aの毛は抜いたばかりなのでしばらく生えてこなくても、
隣のBの毛はもう抜いてから2ヶ月近くたっているので、そろそろ出てくる」というような感じですね。

 

ムダ毛の毛乳頭そのものにダメージを与えて、毛母細胞の増殖をストップさせない限り、ムダ毛の発生に終わりはないのです。だからこそムダ毛処理というのはやっかいで、果てしない作業のように思えてしまうわけですね。